【HGUC 204】RMS-154 バーザム

バーザムのサムネイル 機動戦士Zガンダム

機体の説明

今回は機動戦士Zガンダムシリーズに登場するモビルスーツ、「バーザム」を作成していきます。
2017年5月発売のキットで、プラモデル化としては本製品が初となるガンプラです。

一応マラサイや、ハイザックなどと同じモブキャラですが、その変わった見た目のためか、コアなファンが多いイメージのモビルスーツです。

腰(股間)パーツの詳細については議論があるようですが、最終決着時の情報の「フラット仕上げ」になっています。
手足がすらっと長い印象ですが、全体的にクオリティはかなり高いと思います。

一応ガンダムマークⅡをベースにして設計されているという設定があるようです。

制作

それでは作成していきます。

ランナーお披露目


通常のHGUHと同じくらいのランナー量ですね。
クリアパーツも部分もあります。
色が多いのとシールの少なさからしっかりとプラ着色で色分けされていることが伺えますね。

脚部の制作

かなり細かい色分けがされており、フィンやスラスターはプラ着色で色分け済みです。
合わせ目も出ないよう工夫されており、ディティールはかなり良好な印象です。
足首はハイヒールのような独特な作りになっており、独立して稼働します。

腕の制作


シールドの裏に隠れてしまいよく見えなくなってしまうのですが、下にはビームサーベルが再現されていました。
こちらは造形の再現のみで抜き差しができませんでした。
肩関節は引き出し構造になっており、かなり優秀な可動域です。
腕をしっかりと真上まで引き上げることができました。

腰部の制作


股間パーツの色分けはフラット形状仕上げです。
シールは一切使用して追わず、見事にプラ着色で再現されています。
バーザムにまつわる有名な議論の一つに「股間パーツ論争」があります。
この「股間パーツ論争」は簡単に説明すると、「凹んでいるのか?出っ張っているのか?」という問題なのですが、ネイバーにまとめられるほど有名な議論ですw
※今回採用されているのはフラット形状と表現しますが、「出っ張っている」のがこのフラット仕上げです。
ちなみに結論としては「出っ張っている」が正解のようで、右上の突起の部分は「エネルギーチューブの差し込み口」とのことです。
ここで語ると長くなりそうなので、ご興味のある方は詳しく調べてみてください!

胸部の制作


胸部パーツも独特なつくりをしています。
こちらも下部のモールド以外は色分けされていていいですね。

頭部の制作


モノアイはクリアパーツでかなり小さいので取り扱いに注意が必要。
実際に稼働まではしないものの、可動領域を意識したレールまでしっかりと再現されており、かなりディティールにこだわっている印象を受けます。
モノアイ系のMSで思うのですが、モノアイ部分を支え(?)ている外装パーツ邪魔じゃないのかな…?
こうしてみるとトサカ部分はかなり大きいですね。
マークⅡと同じ装備のバルカンポッドが似合っています。

バックパックの制作


スラスター内部こそ赤で塗装の必要はありますが、着色プラで色分けされており、またノズル内部の作り込みも非常に優秀です。

武器の制作


ビームサーベル、平手の変え拳などベーシックな装備ですが、バーザムのビームライフルはエネルギー供給用のチューブがついており、なかなか特徴的な形状をしています。
チューブは長・短で選択可能です。

素組完成


素組完成です!

ポージング

かなり可動範囲の広いプラモデルなので、色々なポージングを楽しむことができます。
(専用のスタンドがなく、ノーベルガンダムの付属品で代用しているのが悔やまれる。。。)

総評

HGUCバーザムのレビューいかがでしたでしょうか。
パーツを作成している段階では手足がひょろひょろと細長いイメージでしたが、可動域も申し分ないし全体的にしスタイリッシュにまとまっていて素晴らしいです。
色分けと細かい造形が特に優秀だと感じました。
モブキャラという位置付けではありますが、人気の高いモビルスーツである理由がわかる気がします。
Zガンダムファンを語る上では欠かせない機体の一つですのでぜひ一度手にとって、ぜひ一度組み立ててみることをお勧めいたします。

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