【HGUC 78】MSM-04 アッガイ

アッガイのサムネイル画像 機動戦士ガンダム

本日作成レビューしていくのは「【HGUC 78】MSM-04 アッガイ」です。

発売日メーカー希望小売価格グレード
2007年4月1,540円(税10%込)HG

今やベアッガイなどの萌えキャラクターバリエーションなども存在するマスコット的な存在となり、ザクと同様にその知名度を獲得しているモビルスーツではないでしょうか?

本日はそんなアッガイを作成していきます!

機体の説明

アッガイは「機動戦士ガンダム」に登場するジオン公国軍のモビルスーツです。

MS-06(ザクⅡ)の部品がかなり流用されており、もはやザクⅡの水中版と言ってもいいのかもしれません。
※ザクⅡの水中型である「ザク・マリンタイプ」とかもいるのですが、まぁ劇中に登場していないということで…笑

ザクⅡのパーツを使用したことにより、生産性が高まっており、ほぼ同じような機体であるゴッグよりも生産性・運用コストが優れるそうです。

また、MSとしては初の複座型MS(複数人搭乗可能)な機体のようで、訓練などにも適しており、ステルス性能の高さから偵察任務をこなしたりと、実戦意外にも多くの活躍の場があったみたいです。

武器はゴッグと同じくフレキシブル・ベロウズ・リムを装備しており両碗は伸縮可能で、アイアン・クローやロケットミサイルランチャーなどの実弾系の武器を有しています。

腕からメガ粒子砲を使用できるとする資料もあるようなのですが、バルカン砲との記述もありこの辺は微妙なところですね…一応MGの説明書には「ザクⅡのジェネレーターを2基搭載する」という記述があるらしく、これはザクⅡのジェネレーターを1基ではメガ粒子砲を打てないという矛盾を解消するためのようです。

ガンダムにおいては細かい設定は何も決められないまま登場し、後に細かい設定が加わっていったりする機体も多く存在します(初期なんてほとんど詳細が決まっていない状態でMSがかなり出てきます)。

「映像が公式」と言われていますが、それでけでは説明がつかない部分や矛盾も多く、いろいろな設定があるという認識をしておくと良いと思います。スピンオフやムック本などかなりの数が出ていますからね〜。

主な搭乗順物としては「アカハナ(アカハナ)」が有名ですね!

ジャブロー潜入作戦の際に破壊工作を試みますが、失敗に終わり挙げ句に撃墜されるというなんとも微妙な活躍です。笑

制作

それでは作成していきます。

ランナーお披露目

「はめ込みはきつい時は、大人の人に手伝ってもらいましょう。」の注意書きが。笑

言うても「格納状態」とかの意味がわかる位の年齢の子供は多分問題なく作れます。

08小隊の時の再現パーツ!!

単純な作りかと思いきや、意外とランナー数はあり、全部で5枚です。
なんとクリアパーツもありますね!!

脚部の制作

ゴッグと違ってかなりの柔軟性があり、細かいディティールまでしっかり再現されています。

内部構造までしっかりと再現されています。
力の入れ具合の違いが伺えますね。笑

腕の制作

左がアイアンクロー露出時、右がミサイル時の腕です。

なんとバリエーションはこんなにあります!
左から、アイアンクロー露出時、アイアンクロー格納時、ミサイルセット時x2って感じですね。

左上のは08小隊にでてくる片腕バージョンのアッガイの再現パーツです。

フレキシブル・ベロウズ・アーム。
ゴッグのよりしっかりしている印象。

身体の制作

これぞアッガイの真骨頂って感じですね!笑
ずんぐりむっくりで可愛い胴体です。

頭部の制作

頭部の穴は105mmバルカン砲です。

クリアパーツはここで登場!モノアイカバーでした。なんか頭蓋骨って感じ…笑

しっかりバルカンも再現されています。

モノアイは水平と腕方向にほぼ360度動きます。

カバーをクリアパーツで再現したのとモノアイの可動域は素晴らしいのですが、モノアイを動かすのが少し面倒臭い。。。

バックパックの制作

バックパックについて言及している文献はあまり見つかりませんでした。
とりあえずスラスターは上下に稼働します。

素組完成

素組み完成です!やっぱり可愛いですよねぇ。。。笑

ポージング

足の裏にはスクリュー?があります。
最近のガンプラは足の裏とか肉抜きしてあること多いですけどしっかりディティールが再現されています。

08小隊のアッガイを再現!

モノアイは真後ろまで稼働。

合計12蓮のロケットランチャーを装備!

アイアン・ネイルで襲いかかるアッガイ!

総評

HGUCいかがでしたでしょうか。
MGをそのままサイズダウンしたようなクオリティでHGでよくここまで再現できたな〜という印象です。

プロポーションも良いし、付属のオプションパーツもかなり豊富で個人的には大満足です!

強いて気になった点を挙げるとすれば、肩関節に関しては再現性を高めるためかほとんど隙間がないので、可動域はかなり狭いです。
※そもそも胴体が胸腰一体型なのでその時点でダイナミックなポージングは絶望的なのですが…それがアッガイ。笑

ポージングさせているとかなり気になりますね。。。思い切ってブンドドしてるとパーツが擦れて磨耗してしまうかもしれません。

ただ、その分下半身の可動域は見た目によらずかなり優秀ですよ!

ビギナーからディープなアッガイファンまでおすすめできる良作だと思います!!

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